ニューヨークの夏、はじめました。
もう暑くて暑くて、でも、6月上旬のいまクーラー全開にしちゃったら、なんだか自分に負けそうな気がしたので(意味不明)、ダラダラ汗を流しながら暑さに耐えていた先週でした。例年もこんなだったかしら?と考えてみたら、私は毎年、5月下旬から6月初旬にかけての2週間を東京で過ごしていることを思い出し、そういえば今年は、故郷に帰っていないんだなーなんてしみじみ思った週末
。
梅雨が無いニューヨークは、この時期はもう“夏”。地球の温暖化が叫ばれている昨今だけど、そういえば、昨年も一昨年も、夏には大した猛暑日もなく、夏自体も短かったような気がする。ん? ということは“冷夏”ってことだ…… あれ? じゃあ温暖化は? って話しなんだけど、ところが先日、ニューヨークで生まれて育った知人と、こんな話しをした。テーマは、“蝉”。私が東京からこの街へ引っ越して来た12年前の、この地で過ごす初めての夏に少々違和感を覚えたのが「こんなに暑いのに、なんか季節感が無いなあ……」ということ。それがなぜか分かったのは、翌年の2度目の夏が訪れたときのこと。「あれぇ〜……。ニューヨークって、暑さを倍増させてくれる蝉の声って聞かないなぁ……」と思い、ニューヨーカーの友達に尋ねたところ、「蝉」の単語が分からなかったので、絵で書いて説明したら、彼は「ああ〜、シカーダね、シカーダ(cicada)。元々、蝉は北米にはいない生物だからね〜。日本にはいるの?」と言うので、私は、ミンミンゼミやアブラゼミの大合唱がどれほど暑さを倍増させ、ヒグラシがどれほど夏の夕暮れを涼しく淋しくさせるのかを説明したけど、根っからのアメリカ人の友人には、ただでさえ分からせづらいいわゆる“日本の情緒”を、私の語学力の無さでは説明しきれなかった(無念
)。と、話しは飛んでしまったけれど、じつはこの3〜4年で、私は、住み着いて10年程になるこのアパートの窓から、確実にアブラゼミの鳴き声を聞いているのだ。どういうことだ……。
無責任な私は、そのへんのとこをググったりウィキったりしないまま、ブログを勝手に書き進めちゃっているわけなんだけど、これは“北米が蝉も繁殖できるに値するだけの気温になってきている”、ということなんじゃないだろうか? つまりは、やはり温暖化は確実に進行しているんだ。こう見えて、じつは“地球温暖化からホッキョクグマを守ろうの会(のようなもの)”にも参加している私だから、やはり今年の夏も、全開した毛穴から汗を吹き出しながらクーラーをつけずに乗り切る所存
。
冬が長くて厳しいニューヨークだから、せめて、暑い夏も“暑さをも楽しむ”ぐらいの勢いで、クーラーを効かせた部屋にいるよりも、外テラスのあるカフェやレストランでお食事したりビールを飲んじゃったりしたいもの。写真は、うちの近所の人気ジャーマンパブと、私が観光客時代の頃から通ってるカフェです。どちらも夏は大人気のテラスが自慢、ニューヨークにお越しの際は、ぜひご利用を。
それではみなさま、ごきげんよう。









